心肺蘇生指導者養成コース(病院看護師様向け 他)
2024年5月9日・16日の二日間にわたり 大網白里市立国保大網病院様にて「心肺蘇生指導者養成コース」を開催しました。
すでにベーシック、アドバンスと受講いただいた4名のメンバーが院内から模擬受講生を募り、模擬セミナーを開催。
まずは 5月9日の講義/実技に向け、模擬セミナーの講義で用いるスライドを準備しました。ベーシックセミナーの際に私が用いたものを参考にメンバー自身で作成いただき、メールのやりとりにて私がコメントして修正していきました。
- スライドは教えたいポイントを絞って作ること
- 流れ(ストーリー)が大切であること
- 自分がしゃべるために提示している、という役割もあること
などを理解していただきながら修正していき、最終的にオリジナルのものが出来上がりました。
当日は 4名のメンバーが役割分担し、基礎知識の講義・胸骨圧迫・AED・人工呼吸の講義/実技に分かれて担当し 指導を経験しました。足りない部分を私がすかさずフォローすることで模擬受講生にもしっかりと内容を理解いただき 実践できるようになってもらえたと思います。
5月16日は模擬シナリオ訓練を開催。
この訓練を主導し模擬受講生に対して内容をコメントするのは 慣れと経験が大きくものをいうので、初回のメンバーにはかなり大変だったと思います。しかし、メンバーが絶えず明るく楽しい雰囲気を作ってくださったこと、さらに 今回の目標を「受講生がBLSの流れをきちんと作れるようになること」に絞って明確にしたことで、模擬受講生にも有意義なコースになり、そしてメンバーにもとてもいい経験になったものと思います。
今後はこのメンバーが院内でどんどん急変対応セミナーを開催してくださることで、施設として さらに強力な「急変対応力」がついてくることを期待しています!
一部 受講者のお声をご紹介します。
・胸骨圧迫、人工呼吸について、根拠を持って技術指導出来るようになった。 チームで動く蘇生処置について、全体の流れを習得出来た。 除細動器AEDモードの使い方を習得出来た。
・今回の模擬講義をさせていただいて、まだまだ貞広先生方に手を借りる部分が多かった気がしました。ですが、講義を受ける中で頭だけでなく、実技も交えて体をたくさん使うことで楽しく学んで自信に繋げられたのと思うので、とてもよいセミナーを受けることができてよかったです。
・先生方の体験談を踏まえ、講義して頂いた事でより実体験に近い知識を知る事が出来ました。 また分かりやすい講義と、的確なご指導により技術の向上にも繋がりました。
弊社では、病院・介護施設・クリニックの看護師様 メディカルスタッフ様向けに、「心肺蘇生ベーシックコース」「急変対応アドバンスコース」「心肺蘇生指導者養成コース」「シナリオ訓練コース」といった4つの基本コースをご用意しております。今回のように、各現場の環境や状況に合わせて 内容は柔軟にアレンジいたしますので、お気軽にご相談いただければと思います。