心肺蘇生ベーシックコース(病院看護師様向け 他)
2024年4月22日 医療法人社団誠仁会みはま病院様にて「心肺蘇生ベーシックコース」を開催しました。
千葉県で最も多く透析患者さんを治療しているグループの基幹病院様で、病棟から2名、透析室から2名、手術室から1名の計5名の看護師様と、透析室の臨床工学技士様1名、合わせて計6名の方々を対象として、指導者養成コースの前段階としてのベーシックコースを開催させていただきました。
6名のうち、すでにAdvanced cardiac life support（二次心肺蘇生法; ACLS）を受講されている方が4名おり、また院内でのBLS研修をすでに教える側で活躍している方も多いという、これまでになかった背景を持つメンバーに対するコース開催となりました。準備の段階から「このメンバーに対してベーシックの講義内容だけではまず物足りないだろう」と予想されたので、医師向けの内容なども多少盛り込みながらコースに臨みました。
実際、蘇生の基本のところは皆さんきちんと理解されており、そして手技もかなり高いレベルで身につけていましたので、セミナーではより深いレベルの知識のお話を加えることができ、そしてさらに細かい手技のチェックを指導し、実践してもらうことができました。
その後のシナリオ訓練も 通常は時間が足りなくなることが多いのですが、基本的な動きは皆さんしっかりできており、これが確認できたので その後はシナリオの中にアドバンスの内容を取り込んで受講していただきました。
通常のアドバンスコースでは「心停止前の対応についての講義」に加えて「除細動器のAEDモードや挿管の介助の実技」を加えて、「医師到着後の内容まで含めたシナリオ訓練」を行うのですが、次回のアドバンスコースはその後の指導者養成コースも先取りした内容になりそうです。
一部 参加者のお声をご紹介します。
・講義は丁寧で十分に理解することができました。
・1グループ毎フィードバックしていただいたので分かりやすかった。透析室ではどう動くのが最適なのか今後の研修で学びたい。
弊社では、病院・介護施設・クリニックの看護師様 メディカルスタッフ様向けに、「心肺蘇生ベーシックコース」「急変対応アドバンスコース」「心肺蘇生指導者養成コース」「シナリオ訓練コース」といった4つの基本コースをご用意しております。今回のように、各現場の環境や状況に合わせて 内容は柔軟にアレンジいたしますので、お気軽にご相談いただければと思います。
