急変対応セミナー
急変対応に不安を感じていませんか?
個人様向けコース
いざ!という時の急変対応に不安を感じていませんか?
こんなお悩み ありませんか?
急変に直面した時
対応が合っていたのか
いつも不安になる…
いざ!という時
どう対応して良いのか
自信がない…
突然の急変対応に
いつも
ストレスを感じている…
チームとして
効果的な動きが
できていない…
そんな不安を解消するためのセミナーです
心肺蘇生ベーシックコース (日本救急医学会認定BLSコース)
急変対応アドバンスコース
シナリオ訓練コース
個人向け
心肺蘇生ベーシックコース
心肺蘇生ベーシックコース
臨床経験の少ない看護師様や、経験は豊富だけれども急変にはほとんど当たったことがない といった看護師様など「基礎からしっかり学びたい・学び直したい方」を対象に、心肺蘇生法(BLS+α)の実技指導を行います。職場環境に合わせた設定でシナリオ訓練を繰り返し行うことで、いざ!という時に リーダーと共にチームの一員としてしっかり行動できるようにするためのコースです。
コース終了後には 的確に心肺停止を判断でき、自施設のマンパワーや資器材に合わせた適切な手順で一次救命処置を自ら実施でき、医師をサポートしながら一つの有機的なチームの一員として活動できるようになることを目標とします。
一般的に行われている蘇生講習同様、一つ一つの手技が正しくできるようになることはもちろんですが、「なぜその手技をそのように行うのか」「なぜその順番なのか」など 一連の手技に込められた理論的背景をこちらが追加で解説することで、特に気をつけなければならない点と そうでないところが理解できるようになります。これを理解することで、スタッフが少ない場合の正しい対応手順や、医師の到着が遅れる場合に準備すべきことなどなど、型通りの対応方法しか学ぶことのできない一般的な蘇生講習では得られない知識と技術を取得することができます。
また 知識と技術だけでは いざ!という時に体は動きません。一人ひとりがシナリオ訓練を行い、これを急変対応への経験豊富な医師・看護師が指導することにより、各自の理解が不足しているところ、または 生じるさまざまな疑問に対して専門家の視点からきめ細かい対応を受けることができます。特にクリニックや各種施設、訪問診療の看護師様などに対してのシナリオ訓練は、それぞれの職場環境を加味したアレンジを加えていますので、型にはめられた通常の救命講習とは異なり 実際の現場に即した内容での指導を受けられます。
そして終了後には 日本救急医学会認定BLSコース修了証をお渡しします。
1. 心肺蘇生ベーシックコース 概要
① 講義/実技(約120分)
心肺蘇生の重要ポイントを解説、
そして胸骨圧迫・人工呼吸・AEDを個別に実技指導
② シナリオ訓練(約120分)
発見から医師(救急隊)到着までの流れを徹底指導
計 約240分 (休憩含む)
1)基礎知識の確認
・胸骨圧迫と人工呼吸の連動
・AEDがすべての蘇生行為の中で最も優先される理由
・院内心肺停止の特殊性を理解する
2)意識、呼吸の確認
・あえぎ呼吸とは?(動画解説)
3)胸骨圧迫 → 実技指導
・環境設定(ベッド柵・背板・足台)とそのタイミング
・手を置く位置の確認と ずれた際に起こること
・圧迫のリズムと強さ、その意味
4)AED → 実技指導
・パッドを貼る前の確認
・解析中やショック時の注意点
5)人工呼吸 → 実技指導
・BVM(バッグバルブマスク)は二人法を推奨
・人工呼吸は 胸が上がるまで、の“上がる”の意味
・胸骨圧迫と人工呼吸の比が30:2の意味
6)医師(もしくは救急隊)到着前後の流れの確認
・AED、BVMの到着のタイミングと手順の確認
・医師(もしくは救急隊)が来てから行われることを理解して準備する
・医師(もしくは救急隊)への報告内容について
7)シナリオ訓練
・実際の職場環境に近い状況設定で 急変対応訓練を行う。うち1名をリーダーとし、リーダーがすべての指示を出せるよう訓練することで、実際の急変対応の際に 自分がどのような立場になっても的確に動くことができるようにする
個人向け
急変対応アドバンスコース
急変対応アドバンスコース
これまでに医療福祉施設様向けや個人向けの「心肺蘇生ベーシックコース」を受講いただいた方や、すでにBLSコースなどを受講済みで型通りの心肺蘇生法については十分対応できる方向けに、更なるステップアップをしていただくコースです。
急変時にチームの一員として行動できるだけでなく、チームリーダーとして若手スタッフに指示を出せる人材を育てるためのコースであり、いざ!というときにリーダーとして状況を的確に判断できるスタッフの育成を目指します。
多くの急変には前兆があり、この前兆に気が付くことでさらなる状態悪化や心停止を防ぐことができます。最近では 院内迅速対応システム(Rapid Response System:RRS)が整備されている病院が増えてきていますが、このRRSを整備していても これを起動できなければ宝の持ち腐れになってしまいます。急変対応アドバンスコースではまずこのRRSの起動基準とその考え方をお伝えします。
そしてベーシックコースでは主に医師到着までの流れを実技指導しますが、アドバンスコースでは医師到着後の流れをしっかり理解し、対応できるよう実技指導します。具体的には除細動器をモニターとして使用し、得られた心電図の波形別の対応を理解し、シナリオ訓練の中で実践していただきます。
また除細動器のAEDモードを訓練する場合には、心電図波形を出せる蘇生人形でないとより実践的な手技が経験できません。このため、このコースではセーブマンプロ®️を用いて実技指導し、リアルなAEDモードを実践していただきます。
さらにこの人形は気管挿管にも対応しているため、これを使用することで医師が気管挿管を行う際の適切な介助方法、そして挿管を成功させるための介助のコツなども伝授します。実際に挿管を体験してもらうことで、どのように介助すればよいのか、より深く理解できるようになります。
受講後には、蘇生に慣れていない医師をサポートしながら適切な助言を行うことで、混乱した現場を落ち着かせ、チームとしてスムーズな蘇生ができるようになります。
2. 急変対応アドバンスコース 概要
① 講義/実技(約120分)
ベーシックコースの復習
急変前の重要観察ポイント(RRSの起動基準)を解説(約15分)
医師到着後の蘇生の流れについて解説(約15分)
除細動器の心電図モニタの使用方法、AEDモードの使用方法を解説/実技指導(約30分)
挿管および挿管介助の実技指導(約40分)
② シナリオ訓練(約120分)
VF/VT、PEA、Asystoleといった波形別の対応訓練に、発見から医師到着後まで全体の流れも加えて徹底指導
計 約240分 (休憩含む)
※ シナリオ訓練コースの開催は準備中