市民・企業の方向け

心肺蘇生コース

医療関係者ではない 一般市民の方向けにも、ご要望に応じて「心肺蘇生コース」を開催いたします。

これまで、クリニック車両部の実績があり 今後も全国にて開催していく予定です。ご要望やご質問などはお問合せフォームよりお願いいたします。

また、「心肺蘇生法」「災害時の医療対応」など、これまでの経験を活かしたセミナーもお受けいたします。
大学で一般教養としての学生に向けた講義の講師や交通事故救命救急法教育講習会での講師などを行ってきました。昨年は、千葉県船橋市で開催された、第33回市民とともに考える救急医療シンポジウムにて基調講演を担当させていただき、45分間で市民の方々に心肺蘇生の動き一つ一つを、なぜそうするのかを分かりやすくお伝えさせていただきました。

講演だけでも、また講演に実技のコースをセットにするなど、さまざまな形で対応いたします。
こちらも同じく、お問合せフォームよりご要望いただけますようお願いいたします。


いざ!という時の急変対応に自信をつけませんか?

すでに救命講習などの実技講習に参加されたことのある方もない方も、一つ一つの手技がただできる、というだけでなく、なぜそうするのか、なぜその順番なのか、を理解して実践することで、どんな状況でも自信を持って対応できるようになります。

また、学校や会社などで指導することのある方にとっても、これらを理解することで指導に厚みがでて、多くの質問に自信を持って答えられるようになります。
ドクターカーでの数多くの出動経験を元に、受講生に合わせた数多くのシナリオに対応いただくことで、現実に起こりうるさまざまな状況にも的確に対応いただけるようになります。

Point 1 直接指導
講師は30年間救命にこだわり続けた救急専門/指導医 皆様が急変に自信を持って対応いただけるようお手伝いします。

Point 2 豊富なシナリオ
ご自宅や職場、路上で周りに誰もいないなど、起こりうる様々な事例をシナリオに取り入れることで、どんな場面でも的確な対応が取れるようになります。

Point 3 なぜ?がわかる
手技や手順の”理由”をしっかりと理解していただくことで、心肺蘇生の流れの全てにおいて、自信を持って対応できるようになります。


心肺蘇生コース概要

講義/実技 約90分、シナリオ訓練 約60分 計180分 質疑応答、休憩含む
※ 時間は12名程度までの参加の場合です。

1 基礎知識を確認しよう!

  • 生きるためには酸素が必要
  • 最もダメージを受けやすいのは”脳”
  • AEDが全ての蘇生行為の中で最も優先されるわけ
  • 心肺停止になって心肺蘇生をしたらどのくらい元に戻るの?

2 まずは反応・呼吸を確認しよう!

  • 生きるためには酸素が必要
  • 呼吸がない、と言い切るには
  • あえぎ呼吸に注意

3 胸骨圧迫(心臓マッサージ) → 実技指導

  • なぜ胸骨を圧迫すると心臓から血液が出ていくの?
  • 手を置く位置とそれがズレた時に起こること
  • 圧迫のリズムと強さ、その意味
  • 力が弱い人が気をつけること

4 AED → 実技指導

  • パッドを貼る前の確認(理由も含めて)
  • 解析中やショックボタンを押す際の注意点

5 救急隊到着時に伝えたいこと

  • 倒れるのをみたかどうか
  • AEDのショックボタンを押したかどうか など

6 シナリオ訓練

  • 受講生の環境に応じたさまざまな状況を設定
  • 主に3名1チームで訓練を行います。

私は30年間救急の最前線に立ち続け”救命”にこだわってまいりました。
またドクターカーやドクターヘリの医師として直接ご自宅や工場などの現場に直接駆けつけたりといったことを日常的に行ってきており、様々な現場対応を経験しております。

一般市民の方々が、突然の急変に対応するのは本当に大変なことですが、いざ!という時に適切な対応で大切な方を救うために、そして対応する方の不安やストレスを少しでも軽減するために私の30年間の経験がお役に立てますと幸いです。

こんなセミナーを開催して欲しい、どんな内容を講義していただけるのか知りたい、など お気軽にご相談ください。

株式会社日本医療向上研究所
代表取締役/医師 貞廣 智仁