心肺蘇生ベーシックコース(クリニック医師・看護師・医療事務向け)
2024年11月13日 横堀クリニック様にて「心肺蘇生ベーシックコース」を開催しました。
今回は病院とは違うクリニックでのセミナーです。
クリニック休診日の午前中を使って 全てのスタッフ様(医師、看護師、医師事務)にご参加いただき開催いたしました。
通常は 医師/看護師に届ける蘇生手技の背景にあります根拠を、事務の方にもわかりやすく解説。
明るく和やかな雰囲気の中で、ご参加の皆様は蘇生方法の理論と実技を「どうやったら実務・クリニック内で活用できるか」を模索しながら、とても前向きに受講して頂きました。
また、待合室での急変を想定してシナリオ訓練。現場をそのまま使った訓練ならではの結果として、当初は まず倒れた患者さんを処置室に移動してから蘇生することを想定していたものの、実際には「待合室にすでにいらっしゃる、歩ける方々を処置室に移動した方がスムーズ」だと分かり、途中で流れが変更となりました。この変更した流れで 今後急変対応マニュアルを作成いただき、それを弊社で修正させていただくことになっています。
こういった形でシミュレーションを行ったことで、医師・看護師・事務の方々の連携や受診患者の流れなどを考え、どのようにしたら一早い対応ができるか を受講者同士で話し合い ディスカッションをしている姿もあり、実技だけではなく 急変時の対応に関して話し合う良い場・啓発になっていたように思います。
以下 ご参加いただきました方のお声を一部ご紹介いたします。熱心にご受講いただき、またご感想もいただきまして誠にありがとうございました。
・自施設での研修だったので実場面のイメージがしやすかった。スタッフで話し合いながら進められたので良かった。
・実際の仕事場でのリアルな訓練を経験することは、いざという時に大きな力になるだろうと確信しました。
・本日のセミナーでは、手技の意味からコツまで理論から手技までを習得し、いつもの職場でリアルな訓練が出来ることで、もしもの時の身の振り方をイメージすることが出来ました。明日からの日々に急変しても大丈夫と自信がもてるようになりました。
・楽しくあっという間に過ぎました。
弊社では、病院・介護施設・クリニックの看護師様 メディカルスタッフ様向けに、「心肺蘇生ベーシックコース」「急変対応アドバンスコース」「心肺蘇生指導者養成コース」「シナリオ訓練コース」といった4つの基本コースをご用意しております。今回のように、各現場の環境や状況に合わせて 内容は柔軟にアレンジいたしますので、お気軽にご相談いただければと思います。